人工芝の活用例③ドッグラン:ワンちゃんへのメリットについて詳しく解説しています。
  1. 人工芝の活用例③ドッグラン:ワンちゃんへのメリットや注意点は?

自宅の庭にドッグランを作ろう!

自宅の庭にドッグランを作ろう!

犬は身体の大きさによって多少の差はあっても基本的には広い場所を走り回って生活する生き物なので、毎日一定量の運動をする必要があります。最近では室内で家族の一員として犬を飼うのが主流になって来ていますが、その分、毎日散歩に連れて行く、庭でしっかり遊ばせるなどして十分な運動をさせてあげなければなりません。

それでも毎日家族のうちの誰かが散歩の時間をしっかり確保できなかったり、庭で遊ばせるスペースが十分になかったり、あるいはあったとしても整備された庭が汚れるのを恐れて十分に遊ばせられなかったりすることもあるでしょう。そんな悩みがある家庭は、人工芝でドッグランを作ってみるのがおすすめです。

ドッグランの床材に人工芝が適しているワケ

ドッグランの床材に人工芝が適しているワケ

自宅にドッグランを作る場合、適している床材にはどのようなものがあるでしょうか。公園などに設置されているドッグランには土や芝生、ウッドチップなどいろいろな素材が活用されていますね。コンクリートや石、タイルなどは掃除がしやすく見た目もおしゃれに作ることができますが、犬の足腰にかかる負担を考えるとドッグランの床材としては不向きです。では自宅で作るドッグランに最適な素材を考えるにあたって、適切な素材の特徴について見てみましょう。

足腰に負担がかからないという点では◎です。ただし雨が降った後にぬかるんだり水たまりができたりした上を犬が走り回ることを考えるとゾッとしますね。仮に天気が良かったとしても、やはり土のドッグランを犬が走り回ると土埃が立つこと、犬が相当に汚れてしまうことを考えると、最適とは言えないかもしれません。
天然芝
天然芝は良い選択肢の1つでしょう。有料のドッグランで天然芝を使っているところもあります。土と比較すると犬が寝転がったりしても身体が汚れにくく、埃も立ちません。クッション性も良いので肉球を傷つけたり関節を痛めたりする心配も不要です。ただし、メンテナンスに費用も手間もかかるので、その点は覚悟が必要です。
人工芝
天然芝でドッグランを作るメリットをそのままに、メンテ不要で日々の手入れも簡単なのが人工芝です。ロングパイルを使用したドッグラン用の人工芝も販売されています。犬が走り回った後は水を流して掃除するのも簡単、翌日にはすっかり乾いて清潔な状態に戻ります。犬も飼い主も使いやすい人工芝はドッグランに最適と言えるでしょう。
ウッドチップ
有料のドッグランでよく使用されているのがウッドチップです。コンクリートやタイルのように滑らず、柔らかいウッドチップは犬の身体への負担も少なく、水はけも十分で手入れも比較的簡単です。ただしウッドチップは定期的に取り替えなければならないのでイニシャルコストもランニングコストもかかるという難点があります。

ドッグランに必要なもの

ドッグランに必要なもの

ドッグランの床材が決まったら、プロにお願いして施工してもらうか、あるいはDIYでも作ることができます。その際には以下の4つを忘れずに設置するようにしましょう。

  • 鍵付きの扉の付いた柵
  • 水場と飲み水
  • 休憩場所
  • トイレ

単に走り回れる場所を作るだけでなく、犬がその場所をドッグランとして有効に活用してくれるようにするためにも、上記の4つの設備は必須です。

ドッグランを走り回るときの犬のスピードはかなりのものですよね。それだけの助走をつければある程度の柵は飛び越えてしまいます。犬の身体の大きさに合わせて、絶対に飛び越えられない高さの柵と、鍵付きの扉を用意しておきましょう。また、ドッグランから出る前に犬を洗ってキレイな状態で家に戻れるよう、水場は必要です。もちろん飲み水も用意してあげましょう。そしてトイレの場所も確保し、そこで用を足すようにしっかり覚えさせることも重要です。

PAGE TOP